シーモンキーの日
5月16日はシーモンキーの日。その正体、卵が生き延びる仕組み、責任ある飼い方を見てみましょう。

シーモンキーはSFの生き物のようですが、その正体はアルテミア。塩分のある環境に適応した小さな甲殻類です。5月16日には、この生き物を祝う日があります。
その名が広がり始めたのは1957年。ハロルド・フォン・ブラウンハットが通信販売のペットとして売り出しました。広告が約束したのは小さな水中王国。実物は広告ほど人間めいてはいませんが、科学的にはもっと面白い存在です。
何もないところから現れる仕組み
アルテミアの卵はクリプトビオシスという休眠状態に入り、乾燥したまま長く生き延びることができます。塩水、酸素、適した温度がそろうと、発生を再開します。魔法ではなく、驚くべき生物の戦略です。
おもちゃではなく、生き物
キットで売られていても、生き物であることは変わりません。正しく調整した水、安定した温度、酸素、少量の餌が必要です。餌を与えすぎると、水質は急速に悪化することがあります。
虫眼鏡で観察すると、脱皮、動く付属肢、一生の中で起こる変化が見えてきます。水生生物の世界への、身近な入口です。
どうやって祝う?
すでに飼育しているなら、水質を確認し、環境を急に変えないように容器の外側を掃除してみましょう。飼っていないなら、クリプトビオシスを学んだり、アルテミアについての科学資料を読んだりできます。
最高のお祝いは、あの広告が誘った好奇心を持ち続けながら、空想を適切な世話と本当の科学へと置き換えることです。
